薬剤師の面接でよく聞かれる6つの質問への解答例

面接を受ける薬剤師の女性

「どうして転職しようと思いましたか?」

転職理由は必ず聞かれる質問ですが、ここではネガティブなことは言わないようにし、できる限りポジティブな言い方に置き換えるようにします。

ここで職場や上司への不満を理由にしてしまうと、「どうしてそれは解決できなかったんですか?」「うちでも同じことが起こったらどうしますか?」などと突っ込まれてしまいます。

転職理由はあくまで前向きで、相手が納得せざるをえないものになるようにするのが鉄則です。「給料が低い」「人間関係がうまくいかない」「残業時間が長い」などはできるだけ避けた方が無難です。

回答例
「調剤薬局で調剤・服薬の指導を行ってきました。職場環境に恵まれ、今の仕事には満足しているのですが、将来のキャリアを見据えた時に、もっと専門性の高い薬剤師を目指していきたいという気持ちが強くなりました。現在、興味を持っている医療分野は糖尿病の治療です。将来的には糖尿病療養指導士の資格をとり、糖尿病の患者さんと関わることで、自らの専門性を高めていきたいとの思いから転職を決意しました。」

「どんな業務をしていましたか?」

単純に前職での業務内容を知りたいだけなので、ありのまま答えれば特に問題はありません。履歴書に書いている通りに答えましょう。注意点は長く話しすぎないことです。30秒〜1分くらいで簡潔に経験を伝えましょう。

回答例
「大学を卒業以来、5年間、病院の薬剤師として、調剤業務、服薬指導、薬剤管理業務等、幅広く経験してきました。調剤業務では入院患者の薬や注射剤の調剤を、薬剤管理業務では医薬品の在庫管理や発注、問い合わせへの対応などをしてきました。それ以外には新人職員の教育担当としての役割もありました。」

「なぜ、うちで働きたいのですか?」

志望動機は必ず聞かれる質問です。回答の仕方としては、「これまでの経験を活かせるから」「スキルを磨けるから」「理念に共感しているから」という3パターンが王道ですが、ここにその病院・薬局の特徴を交えて話せば、志望意欲が高いことをアピールできます。

特に薬局は他社との違いが出にくいので、「それなら他の薬局でもいいじゃん」と思われないような回答をするのがポイントです。

実際に志望先の病院や薬局、ドラッグストアに行ったことがあれば、その経験を話すと、より説得力が増すのでオススメです。もし行ったことがなければ、一度下見に行ってみるといいと思います。

回答例
「私はがん治療の分野に興味があり、現在、がん薬物療法の認定資格を取得するために勉強しているところです。貴院はがん治療の分野で最先端の医療を提供しており、多くの薬剤師が活躍していると伺ってます。私自身もがん治療の分野でさらに専門性を高めたいと考えており、ぜひ貴院で仕事がしたいと思い、今回応募させていただきました。」
回答例
「総合病院に併設の調剤薬局にて、調剤・服薬指導を5年間経験しました。患者様とのコミュニケーションを大事にし、患者様の症状に合わせた服薬指導を心がけてきました。◯◯薬局では地域とともに歩むという理念のもと、優しさと温かさをもって患者様と関わり、地域に愛される薬局であり続けている点に感銘を受けました。私もこれまでの経験を生かしながら、患者様にとって一番身近な存在になりたいとの思いから、応募させていただきました。」
回答例
「調剤薬局で調剤・服薬指導・OTC販売業務に従事していました。志望先の店舗に訪れたことがありますが、一人一人がお客さんに丁寧に接しており、高齢の方に対しても分かりやすく薬の説明をしている姿に感銘を受けました。私自身もこのような薬剤師でありたいと思い、今回応募させていただきました。」

「なぜ、薬剤師を目指そうと思いましたか?」

薬剤師としての原点をたずねる質問です。あなたのパーソナリティを知るために聞いています。この質問から、あなたの性格や人柄を知りたいという意図があります。

ここではかっこいい答え方をする必要はありません。無理して「医療の発展に寄与したいと思い」などと言っても、「本当かな?」と思われるだけで、プラス評価にはなりません。

「白衣を着ている姿がかっこよくて」「近所の薬局の薬剤師にお世話になって」などでも大丈夫です。本当のきっかけを素直に話しましょう。

回答例
「近所のドラッグストアで仕事している姿がかっこいいと思ったことがきっかけです。調子の悪いところを相談すると、いつも親身に相談にのってくれ、お薬についてわかりやすく説明してくれる姿はとてもかっこよかったです。自分もそうなりたいと思うようになりましたし、今も少しでもそんな身近な薬剤師を目指せるように努力しています。」

「何か質問はありますか?」

応募先のことで聞いておきたいことがあればここで聞きましょう。積極的に質問をした方が熱意をアピールできるのでオススメですが、特に質問がないのに質問する必要はありません。

くだらない質問をしても、「それくらい自分で調べてくれ」「HPに載ってるのにチェックしてないのかな」と思われ、マイナスの印象になることもあるので、無理して聞く必要はありません。

「入社・入職が可能な時期はいつですか?」

これは単純にいつから入社・入職できるのかを知りたいだけです。評価が上がることを狙って「いつからでも大丈夫です」と答える必要はないので、本当にいつから入社・入職できるのかを伝えましょう。離職中のひとはそれをはっきり伝えます。

シェアする

関連する記事