薬剤師の転職に必要な職務経歴書の書き方

病院や薬局に応募する際に職務経歴書が必要になることはほとんどありませんが、CRA(臨床開発モニター)やCRC(治験コーディネーター)など、一般企業に応募する際には職務経歴書は必須書類となります。ここでは職務経歴書を書くときに押さえておきたいポイントをまとめました。

薬剤師の職務経歴書

1.仕事経験を棚卸し

まずはこれまでの仕事経験を棚卸しするところから始まります。ポイントは7点です。

  1. どんな職場で働いてきたか
    →勤務先の病院・企業・店舗名、勤務期間、従業員数など。
  2. 経験した業務の内容
    →部署、役割、仕事内容、勤務形態などを書き出します。
  3. マネジメント経験
    →管理薬剤師、薬局事業部長、マネージャー、リーダーなどの経験があれば書きます。
  4. 表彰
    →表彰を受けたことがあれば、どんな些細なものでも書きます。
  5. 強みやアピールしたい経験
    →自己PRで書く内容を整理します。自己PRでは応募先の業務で求められていることを考え、自分の経験やスキルをアピールします。この段階では箇条書きでかまいません。
  6. 志望動機
    →応募先の企業が決まっていれば、志望動機を用意します。どこの応募先でも使えるような汎用的な志望動機を書く人が多いですが、薄っぺらくなってしまうので、できるだけ、応募先ごとに書き換えるようにしましょう。

2.形式を選ぶ

職務経歴書の書き方には大きく分けて「時系列形式」「キャリア形式」の2種類があります。基本的には「時系列形式」で問題ありませんが、経験してきた業務が多いときには「キャリア形式」のほうがよいでしょう。

■時系列形式
最も一般的な書き方で、文字通り時系列に職務を並べて書く形式です。古いものから順に書きます。経験してきた業務や成果を中心に書きます。最近の経験ほど詳しく書きます。

■キャリア形式
時系列ではなく職務内容ごとにまとめて書く形式です。同じ職務経験であれば職場や部署が違っていてもまとめて書くことが可能です。例えば、病院薬剤師と調剤薬局を交互に経験している場合は、時系列だと見にくいため、それぞれを分けて書きます。

3.実際に作成する

職務経歴書はパソコンのWordなどを使用して作成するのが一般的です。転職エージェントに登録している場合には、キャリアコンサルタントが作成してくれたり、WEB上で作成できるシステムを用意していることもあるので、まずは担当者に確認してみましょう。

自分で作成するときの主な注意点は下記の通りです。

  • 文字サイズは10.5程度で作成する
  • 特別な理由がないかぎりアルバイト経験は書かない
  • 職務経歴は文章ではなく箇条書きで書く
  • 行頭や行末はそろえる
  • 1〜2枚にコンパクトにまとめる
  • 専門用語は一般的なものを使う

4.全体のチェックをする

プリントアウトしたものをじっくり読んで、誤字・脱字や違和感のある部分がないかを確認します。経歴の年月や経験年数は間違えやすいところなので十分に注意します。自分では分かりやすいものでも、他人が読むと分かりにくいこともあります。できれば自分以外のひと(友人、家族、キャリアコンサルタントなど)にもチェックしてもらいましょう。

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