薬剤師が退職時に返却するものと受け取るもの

退職するときには返却するものと受け取るものがあります。ここで不備があると、その後の退職手続きに支障をきたすことがあるので、きちんとここでチェックしておきましょう。

退職手続きの書類

会社に返すもの

■健康保険被保険者証
退職すると加入していた健康保険は脱退しなければならないので、保険証は忘れずに返却します。転職先が決まっていれば新しい健康保険に加入し、そうでない場合は、国民健康保険に加入するか、任意継続被保険者制度を利用します。

■IDカード、社員証、社員章、名刺、名札
身分証関連のものは退職時に返却します。自分の名刺はもちろんですが、お客さんなどからもらった名刺も返却します。

■白衣・制服・作業服
借りている制服や靴があるようであれば返却します。白衣や制服などはクリーニングしてから返却するのがマナーです。

■通勤定期券
病院によっても異なりますが、現物支給の場合は通勤用の定期券は基本的に返却するか、定期券の発行窓口で清算するようにします。

■薬局・病院・会社で購入した事務用品
書籍や些細な事務用品でも薬局・病院・会社で購入したものはすべてそこの所有物になるので、持ち帰ることはできません。例えば調剤印についても、自分の名前が入っていて、返却しても誰も使わないとはいえ、返却が必要です。もちろん、勤務先によっては返却しなくてもいい場合もあるので、念のため、総務や代表者に確認をしてみましょう。

■書類やパソコンのデータ
書類やパソコンのデータは自分で作成したものであっても会社の資産になるので、すべて返却します。USBメモリで持ち帰ることは違法行為にあたります。

会社から受け取るもの

■薬剤師免許証
会社や病院に薬剤師免許証や保険薬剤師登録票を預けているひとは、退職時に返してもらえるように依頼します。転職先での勤務薬剤師登録等にも必要になります。

■雇用保険被保険者証
雇用保険に加入していることを証明する書類です。雇用保険の受給手続きに必要な書類になるので、必ず受け取るようにしましょう。

■離職票
退職したことを証明するための書類です。通常は、退職後10日以内に交付されます。失業手当の受給手続きには必ず必要になるものなので、どうやって受け取るかは事前に総務や人事に相談するようにしましょう。会社・病院によっては、遅くなる場合もあるので、10日以内に交付されなければ催促します。

■年金手帳
手元にもっている場合もありますが、会社に預けている場合がほとんどのはずなので、手元にないようであれば、会社に返却してもらうよう依頼します。退職の時点で転職先が決まっていない場合は、市区町村の役所で国民年金の手続きをする必要があります。

■源泉徴収票
税金の申告に必要です。年内に転職した場合には転職先に提出します。年内に転職しなかった場合でも確定申告に必要です。確定申告は翌年の3月15日に税務署に行って自分で手続きしましょう。

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