薬剤師が円満に退職するための5つのポイント

在職中は勤務先に不満があったとしても、退職するときはお互いに気持ちよく別れたいですよね。そのほうが気持ち良いですし、後々も良好な関係を築くことができます。ここでは薬剤師が円満に退職するために必要な5つのポイントを紹介したいと思います。

円満に退社する薬剤師の女性

納得性のある退職理由を用意する

退職するからには勤務先に対して何かしら不満があるはずですが、それをそのまま上司に伝えるのはやめておいたほうがいいでしょう。

不満はたいていの場合、人間関係、お金、仕事内容ですが、いずれも、相手に与える印象はよくありません。それを伝えた上司も同じように考えている可能性があり、「なんで我慢できないんだ!」「自分はそれに耐えているのに!」などと思われてしまうからです。

また、これらの理由だと、引き止めにあう可能性も高くなります。希望の部署に異動できるようにするとか、給与をあげるとかを条件に引き止めにあえば、それを断るのが難しくなってしまいます。

退職理由は退職交渉のときに説得されないような理由で、かつ、周りが「それはしょうがないよね。」と思うようなものにするようにしましょう。

例えば、キャリアアップを図りたいとか、健康上の理由、結婚、妊娠、親の介護、夫の仕事の都合など、誰が聞いても「辞めざるを得ない」と思うような理由を用意した方がいいでしょう。

もちろん、理解のある信頼できる上司であれば、ありのままを伝えたほうがいい場合もあります。

退職の時期は勤務先と相談する

年末年始やゴールデンウィークのように人手が不足する時期は、一人でも多く薬剤師がいてほしい状況ですので、その期間中に退職するようなことは避けましょう。4月などの新人教育が必要な時期もできれば避けたいところです。

1年以上勤務していれば、おおよそどの時期に人手が不足するかはわかると思いますので、自分の都合だけで転職の時期を決めるのではなく、勤務先と相談しながら決めるようにしましょう。

ドラッグストアなどで、自分一人しか薬剤師がいないような状況の場合は、なおのこと、退職の時期は慎重に決めたほうがいいでしょう。

退職の意思は1〜2ヶ月前に伝える

労働法上は2週間前に退職の意思を伝えることが定められていますが、会社や病院の就業規則でそれより早い時期に設定されていることがあります。その場合、そちらが優先ですので、事前に確認しておきましょう。

また、仮に就業規則で2週間前に設定されている場合でも、引き継ぎや退職手続きなどの時間を考えると2週間前というのは十分ではありません。勤務先側も代わりの薬剤師を探すことが難しくなるので、最悪の場合、退職を伸ばされてしまう可能性もあります。

最低でも次月のシフトが出る前には退職交渉を始めたほうがいいでしょう。理想としては1ヶ月半から2ヶ月前に伝えるのがベターです。

特にドラッグストアのように、自分以外の薬剤師がいない場合は、早めに伝えるようにしましょう。

引き継ぎは自分主導で進める

引き継ぎは上司や後任者任せにせず、自分主導で進めることが大事です。おすすめなのは、「自分が担当した業務をノートに書き出して、それを見れば誰でも引き継ぎができるような、引き継ぎノート」 を作成することです。

自分自身にとっても、引き継ぎ漏れが少なくて済みますし、後任者も、後から読み返すことができるので、「引き継ぎのときに説明してもらったことを忘れた。。。」なんてことは減ります。

引き継ぎ漏れがあると、退職後に電話がかかってきたり、直接前職の勤務先に行かなければならなくなったりするので、引き継ぎは抜かりなくやるようにしましょう。

必要な手続きは事前にチェックする

退職に必要な手続きは退職届の提出だけではありません。健康保険被保険者証は会社に返却しなくてはいけませんし、離職症や雇用保険被保険者証は会社から受け取らなくてはなりません。

他にも必要な書類は数多くあります。薬剤師が退職時に返却するものと受け取るものを参考にしながら、どんな手続きが必要になるのかを事前に把握しておくようにしましょう。

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